ざっかん

雑感×雑柑

イケウチオーガニック

こんにちは。

FC今治の黒川です。

国家公務員1年目の人たちに同行して、工場見学をしました。


FC今治は初任行政研修の受入をしています - 黒川浩太郎のざっかん@FC今治

そのうちの1軒が、イケウチオーガニックさんです。

工場を見せてもらう前のお話がとがっていて印象的でした。

イケウチオーガニックさんは、今治タオル工業組合に所属していながら、今治タオルのタグを付けていません。

タグについてはこちらから。↓

http://www.itia.or.jp/brand/entry.html

それは、今治タオルという十把一絡げのブランディングから卒業し、会社としての個性を出さなければいけないという問題意識からです。

また、タオルが工業製品だからといって、赤ちゃんがタオルを口に入れる場面を想像したら、遺伝子組換え原料に関する表示義務がなかったり、食品より劣る衛生管理をしなかったりするのはおかしいという考え方も、言われてみればなるほどと思いました。

さらに、風力で作った電気だけを購入して使うなど、考え方がはっきりしていて、それをちゃんと打ち出しています。

個性を出すからこそ、エンドユーザーが共感するかしないか、選ぶかどうかを決める判断材料がそろうのだと感じました。

イケウチさん自身の言葉が読みたい人はこちらからどうぞ。↓

https://www.ikeuchi.org/fs/ikor/c/beginner

何回か洗濯してからやっと吸水性を発揮するタオルは、糊を取るための染色時の洗濯をカットしている。(糊は製造時に糸が切れないために必要)

うちのタオルは、コストはかかるけど、ちゃんと糊を落とすのに十分な洗濯をするんだ。

だからお客様には封を切ったら洗濯せずにそのまま使ってくださいと伝えている。

そんな説明を聞いて、実際にさわってみて、今度イケウチさんのバスタオルを買おうと思いました。

Amazonでも買えます。↓